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摂食障害(拒食症・過食症)治療における体重測定方法【8】急激な体重増加の際の考え方




その他、体重測定の評価に関してのポイントとして挙げられるのは、
急激な体重増加に対する考え方です。
私のこれまでの治療経験からは、
普通に食事を摂取して回復する体重の上限は約1.3kgです。

これを上回る体重増加が見られるときには、二つの可能性が考えられます。

ひとつは3食の食事以外に何かを食べている過食の可能性です。
もうひとつは、急激に栄養分が補給されたことによって生じる
身体のむくみの可能性です。

週に5kg以上増加するようなこともありますが、
これらはむくみによる見かけ上の一時的な体重増加ですので、
多くの場合、数週間のうちにはむくみはなくなって体重が減少し、
3週間の平均値で判断しますと、
やはり1.3kg以内の体重増加にとどまることが殆どです。

よって、こうした場合でも、
週ごとに体重によって行動範囲を変えるようなことを決めていると、
実質の身体的な回復とは無関係なところで、
急激に行動範囲が広まったり、狭まったりして
混乱を招くことになります。


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