摂食障害(拒食症・過食症)治療における体重測定方法【4】測定頻度:月一回は慢性化の危険・週一回程度が適当
では、今度は逆に体重測定を月に1回くらいまで間隔を空けてみると、
どうだろうかという考え方があります。
これくらい間隔を空けると、
表面的には、患者さんの気持ちは落ち着きます。
体重の数値がもたらす葛藤から心境が解き放たれるからです。
しかし、患者さんのやせへの拘りは変わるわけではなく、
「病気の自分」も何とかやせさせようとするわけです。
すると、この体重測定をしないことをいいことに、
密かに食事を捨てたり、運動をしたりして、
体重を増加させないようにします。
月1回の体重測定ですから、
そのときに増えてなかったとしても何か言い訳をして、
ごまかしやすいのです。
結局、この月1回のペースでの体重測定は、
摂食障害の回復を遅らせ、慢性化させてしまう可能性があり、
あまりおすすめできません。
そこで、どれくらいの間隔での体重測定が適当かといいますと、
週に1回くらいのペースがいいのではないかと思います。
これくらいの間隔であれば、
体重測定の前日から当日にかけては不安が増大しますが、
治療的な関わりがうまくいっていれば、
それ以外の日は概ね落ち着いて過ごせます。
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