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摂食障害(拒食症・過食症)治療における体重測定方法【1】家で体重測定をしない



摂食障害(拒食症・過食症)の治療において、
体重測定の方法は一つの大きなポイントであります。

実際、私が通院で摂食障害の治療に取り組むときに、
一般に最初に課す課題は、

「親に体重計を隠してもらうなどして、家では体重測定をしない。
体重測定は、外来を受診したときにだけ行うように」

とします。

体重の数値は、「病気の自分」の心が最も強く作用し、
患者さんに病的な行動をもたらすものです。
どのような治療的な言葉を投げかけても一瞬のうちに打ち消し、
その心の中を病的な思いで満たすほどの強い力があります。

もし、体重測定を自宅などで続けるならば、
その心は病的な思いでいっぱいになり、
いかなる治療法を提示してもそれを実践することはできなくなり、
延々と病的な行動を続けることになります。

ですから、自宅で体重測定をさせないということは、
治療を行うための前提条件になります。



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